看護師の転職後の口コミまとめ。

ナースフルに掲載されている看護師の転職後の口コミをご紹介します。

大学卒業後、住宅リフォーム会社に営業として就職。しかし働いてみると、自分がやってみたい仕事とイメージが違いました。就職前にはそれほど仕事の中身を重視していませんでした。でも自分はもっと“人との距離が近い仕事に就きたい”と思うようになったのです。それに、休みが少なくこのままだと身体を壊してしまいそうだったこともあり、半年で退職。

仕事が長続きしなかったことに落ち込んでいると、ホームヘルパーの仕事をしていた母が「お年寄りのことも好きだし、介護の仕事をしてみたら?」と薦めてくれました。

そこですぐに特別養護老人ホームに入職。おむつ交換や入浴の介助など、想像以上に大変なこともありましたが、仕事に慣れてくると経験豊かなお年寄りと話をするのが楽しくなりました。

そうして5年半経ち、30歳を目前にした時に“ステップアップしたい”という気持ちから、病院へ転職。看護助手の仕事に就きました。実際に働き始めると、資格がないために看護師のアシスタント業務になる。そこで「もっと直接患者さんと関わりたい」と一念発起。
28歳の時に当時勤めていた病院の系列の看護学校に進学しました。土日は介護のアルバイト、平日は学校で勉強と、休みなしのハードな日々を乗り越えて、2011年3月に看護学校を卒業し、看護師の資格を取得しました。

(仕事内容は?)(やりがいは?)看護師になってから

患者さんの本音が聞けた時がうれしい

内科専門の病院では、病棟を担当しています。看護師の仕事は、朝から晩まで患者さんのお世話やカルテへの記録などを中心に、おむつの交換や口腔内をキレイにするなどの患者さんが快適に過ごすための“補清”も大事です。基本的に一日中気の抜けないことばかりですね。私は看護師として働く時に『患者さんとしっかりと向き合い、その人の声を大切に受け止めること』という看護観を大切にしています。私の病院は内科の専門病院ということもあり、急患が少ないため、患者さんとしっかりとコミュニケーションが取れるので、それがやりがいにつながっています。毎日のたわいもないような会話の中で「話をするだけで気が楽になる」などと患者さんの本音が聞けた時には“この仕事に就いて良かった”と思えます。だから、患者さんが話しかけやすいようになるべく忙しそうな姿は見せないように日々努力をしています。

現在の勤務時間は9時~17時。通常の日は基本的に残業はありません。私は月に3~4日の夜勤があるのですが、妻も同じ看護師で、家事や育児を分担しながら生活しているので「助かる」と喜んでくれています。

その人がイキイキと過ごせる瞬間を支える仕事

この仕事でやりがいを感じるのは、病気だった患者さんが回復して退院していく日です。元気のなかった患者さんが笑顔になって「ありがとう」と声を掛けられる時の喜びはひとしおです。

ある時、がんを患った80代の患者さんとの距離が縮まり、お互いの住まいが近かったため、「一緒に釣りに行こう!」と誘われました。今はその方は残念ながら亡くなってしまいましたが、笑顔で語りかけてくれる姿は脳裏に焼きついています。その方から「これ、もらってくれる?」といただいた釣り竿は今でも私にとって大切な宝物です。

この仕事では、時には死とも向き合わないといけないこともあります。でも、この仕事だからこそ、患者さんがイキイキと過ごすためのお手伝いができる。これはほかではなかなか感じられない喜びではないでしょうか。親身に看護をして、患者さんとの絆が生まれた時には心からこの仕事に就いて良かったと感じます。今後はもっと患者さんの精神的な支えになる看護師を目指したいです。

(心掛けることは?)(アドバイスは?)看護師になるなら

自分の性格に合った 職場を見極めることが大事

看護師は人を支えることができるやりがいのある仕事。ただ職場によって、仕事の仕方はさまざまです。

例えば、私が専門学校を出たばかりの時に勤務した病院では、急患の患者さんも多く、毎日が忙しくて一人ひとりとゆっくりと向き合う時間が少ないと感じていました。

もちろんバリバリ働きたいという人なら、そういう病院のほうが向いているでしょう。私の場合は、もともと介護の仕事から看護師の仕事に興味を持ったので、一人ひとりと向き合える時間があるほうがいいと思い、現在の職場を選びました。転職してから雑談にお付き合いできる時間も増え、患者さんのより細かな変化を見逃さないようになりました。

それに残業もなく、定時に仕事が終わるので妻が夜勤の時にはスーパーで買い物をして、夕食を準備して子どもの世話をすることもできる。自分のライフスタイルや看護観に合った職場を見つけることができて今、本当に幸せです。

だから職場を選ぶ時には、勤務形態や病院の特徴などをしっかりと確認してから決めてください。

三人兄弟の長女だった私は、高校を卒業したらすぐに働き出すつもりでした。でも「どうせなら、人の役に立てるような仕事に就きたい」と看護師の道を選択。その後、家計の負担を考えて、授業料のリーズナブルな看護学校へ進もうと思い、先生に相談しました。すると県立大学なら学費も安いうえ、社会人になった時に給与も高いという話を聞きました。先生からの強い大学進学の勧めもあり、推薦入試を受けたところ、無事に合格。大学へ進学することになりました。

大学に入ると、座学形式で人間の身体のしくみなどについて学ぶところからスタート。看護師養成所などと違い、早期に実習が始まるわけではないので、じっくりと知識を身につけることができたのは良かったと思います。その実習では、県立大学ということもあり、県内のいろいろな病院に行くことができました。
そこで病院とひと言で言っても規模もいろいろあるし、受け入れる患者さんが違えば、働き方も違うということが分かりました。とても有意義な経験だったと思います。

(仕事内容は?)(やりがいは?)看護師になってから

人工透析を行う仕事。心のケアも重要な役目

私が現在、働いているのは人工透析のクリニック。総合病院に3年務めた後、今の職場に来ました。患者さんは、腎臓の働きが10%以下になり、血液のろ過が十分に行えず、水分や老廃物のコントロールができなくなっている状態。そのような場合に、人工的に血液の浄化を行うのが透析療法です。そのため、患者さんは週3回クリニックに通って透析を受ければなりません。患者さんの身体への負担も大きいので、しっかりと寄り添ってお世話をしようと心掛けています。

毎日の仕事の流れですが、まず当日来られる患者さんごとに血液透析器の設定や薬の準備をします。その時に別の看護師が、準備間違いがないかを何度もチェック。慎重にチェックを終えた後、患者さんたちがいらっしゃると、一気に透析を開始します。透析を始める時には、「今日の体調はどうですか?」などと声を掛けてみなさんの様子をしっかりと見るように心掛けています。長期間にわたって治療をしなければならない患者さんが多く、時には落ち込んでしまう時もあります。それに気づいた時にはすぐに、少しでもより添って話に耳を傾けようとしています。

家族の気持ちを考え寄り添うことで感謝された

忘れられないのは80代の男性の患者さんが死を迎える直前の時のことです。もうすぐ亡くなると分かった時、ご家族が病院に駆けつけました。そこで脈や血圧などを測る機械をつけることもできますが、アラーム音が激しく鳴ってしまうというのが気になりました。そこで「機械をつけずに静かに見守ることもできます」とご提案したところ、機械はつけないことに。それから静かに息を引き取るのを見送った息子さんから「いい最後を迎えることができました」とひと言。その言葉をもらった時、常に患者さんの立場になり、より添って看護する大切さを感じ、この仕事の大切さを身にしみて感じました。

今のクリニックでもそうですが、看護師にはいろんなタイプがいて、食事療養のアドバイスなど、実利的なことを大事にする人もいます。そんな中私は、なるべく患者さんの話に耳を傾け、少しでも気分が楽になるようにコミュニケーションをすることを心掛けています。人は病気になった時、その人らしい“素”の部分が前面に出てくると感じています。看護師はそうした時に出会い、向き合うことができるやりがいのある仕事です。これからも患者さんの気持ちに寄り添った看護ができるように心掛けたいです。

(心掛けることは?)(アドバイスは?)看護師になるなら

患者さんとどう向き合いたいのかを考えて職場選びを

人工透析のクリニックで日勤として働いている私の場合、患者さんとは一度のお付き合いではなく、何度もお世話ができて距離感が近いところにも、仕事の魅力を感じています。それに夜勤がないところも体力的に助かっています。

病院の規模によって患者さんと話ができる時間も変わります。 それに治療する病気によって向き合い方も異なります。私の場合、大学時代にいろいろな職場があると実習を通じて知ることができました。そのおかげで“自分がどういう風に働きたいのか”、就職先を選ぶ前にしっかりとイメージすることができました。看護師を目指されるみなさんもぜひ、就職先を選ぶ時にはいろいろな職場を見ることをオススメします。そうすれば、自分がどんな風に働いてどういう看護師になりたいのかが徐々に見えてくるのではないかと思います。

看護師は、患者さんの命と心を支えることができるやりがいのある仕事です。ぜひみなさんもチャレンジしてください。

引用:https://nurseful.jp/kangoshi/interview3/

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